
 |
 |


 |
 |
| 建設地は箕面市を東西に横切る幹線道路に面し、古くは大正時代に住宅博が開催され、今だにその建物が残っていたり、町名のごとく春には桜、秋には紅葉が楽しめる周辺環境にめぐまれる。この地での初めての開院。この町が大変気にいったので、ずっと住み続けたいというクライアントの希望をどのようなしくみと、形に表現するかから計画は始まった。医院っぽさ、住宅らしさをそれぞれどこまで消しうるかを住宅部分の中央に「パティオ」を設けることで、平面上に変化をもたらす重要なしくみとした。このパティオは住環境としての日照・通風・換気・遮音を適性なものとし、またプライバシーを守りつつ、どの部屋からも家族の様子がうかがい知れるという空間の中間領域になっている。そして、キッチン横のサービスコート、屋上テラスと共にこのパティオは外部からの視線を遮断し、生活臭さを感じさせない住宅部分の重要なしくみとなっている。上下階を結ぶ動線は外部の屋外階段のみ。これも一つのしくみで、職住近接のあいまいさを断ち切る要素とし、生活にリズムをもたらしているのではと想像している。外観は鉄骨造を想像させない形を意識し、また素材の選択にもこの点を意識した。 |
|
 |
 |
 |
 |
 |
 |
 |
|